思考力特化コースはこどもちゃれんじで、年中(すてっぷ)、年長(じゃんぷ)の2学年で選べるコースです。
総合コースに比べワーク数が大幅に増え、より学習能力の向上に特化したコースとなっているため、
「ワーク中心で考える力を身につけたい!」
という家庭に支持されています。
逆に、自宅教材が初めてのお子さんや勉強習慣がついていない子には「総合コース」から始めるのがおすすめ!
こどもちゃれんじ思考力特化コースの難易度は、レベルが高いことで有名な通信教材「Z会幼児コース」と同等かそれ以上とも言われています。
なので、既に勉強が好きなお子さんの学力を伸ばすにはピッタリですが、そうではない場合だと受講して親子ともにストレスになってしまう事もあるのでコース選びは慎重に!
実際に私は息子の年長時代に「総合コース」と「思考力特化コース」をどちらも受講しました。
息子の場合、遊びながら学べる総合コースが合っていましたが、思考力特化コースならではの視点も学べて、結果的に受講してよかったと思っています。
また、総合コースと思考力特化コースはWEBでいつでも簡単にコース変更が可能です
なんて使い方もできます!
今回は実体験を元に、思考力特化コースが向いている人や受講して感じた効果を詳しく紹介します。
総合コースと思考力特化コースで悩んでいる人は、是非参考にしてください。
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【こどもちゃれんじ思考力特化コース】総合コースとの違いを解説
こどもちゃれんじではエデュトイやDVDなどの副教材が豊富な「総合コース」が一般的ですが、2019年度から「思考力特化コース」が加わりコースが選択できるようになりました。
また総合コースと変わらない料金で受講できるので、現在こどもちゃれんじを受講している方も気軽にコース変更が可能。
思考力特化コースは、遊びながら楽しく学ぶ総合コースとの雰囲気とは全く違います!
受講するにあたり、事前に自分の子どもにはどちらが合っているのか、内容や特徴を理解しておくことが大事です。
「総合コース」の特徴とおすすめタイプ
メモ
- 毎月:知育絵本、映像教材(DVD、アプリ、WEB) ※DVDは2か月分を1枚に収録
- 年8回:エデュトイ(知育玩具)
- 月90問:デジタルワーク(アプリ内)
- 年4回:考える遊びセット
- 毎月32ページ:キッズワーク毎月32ページ
知育絵本や、DVD,エデュトイが充実していて、ワーク量は毎月32ページ(8月号は28ページ)と少なめなのでお子様の達成感を育ててくれます。
ワーク内容は問題を解くばかりでなく、シール遊びや迷路など子どもの興味関心を引く問題もあります。
基礎問題だけでなく応用問題もあるので、楽しみながら学習を身につけることができる仕組みに。
また総合コースでは、学習だけでなく自然や生き物、生活習慣、社会性を楽しみながら学ぶことができます。
映像教材や絵本、エデュトイを使って、ワークだけでは意欲が高まらないお子様に、勉強の楽しさに触れてもらい自然と学びを身につけられるシステムは素晴らしいですね。
総合コースがおすすめな人
- 自宅教材が初めてで勉強習慣をつけたい
- 遊ぶように学ぶことも好きになってほしい
- 楽しく取り組めるきっかけがほしい
- 勉強だけでなく、社会性や自然、生き物にも興味を持ってほしい
「思考力特化コース」の特徴とおすすめタイプ
メモ
- 毎月48~64ページ:キッズワーク
- 毎月24~32ページ:思考力グングンワーク
- 毎月:考える遊びセット(紙教材)
- 年1回:エデュトイ(知育玩具)
※年中向け「ひらがななぞりん」
※年長向け「かきじゅんナビ」
- 月90問:デジタルワーク(アプリ内)
- 毎月:おうちの方向け情報誌
- 年2回:添削問題 (10月、2月)
思考力特化コースには総合コースと違い絵本やDVDは届きません。(DVDの代わりに一部コンテンツはネット配信で見ることが可能)
副教材が減る代わりに、思考力特化コースでは「思考力ぐんぐんワーク」が毎月届きます。
内容も子どもの思考力を自然と引き出してくれる問題となっており、毎月24~34ページ分届く充実したワークです。
エデュトイは年度初めに届く「ひらがなかきじゅんナビ」1回のみとなり、その代わりに紙教材中心の「考える遊びセット」が年8回届きます。
「考える遊びセット」は、親子で実際に手を動かしながら試行錯誤し、学ぶことができるオリジナル教材。
親と楽しみながら学ぶことができるので、子供も飽きずに何度でも楽しめるように工夫されています。
思考力特化コースがおすすめな人
- 考える力を伸ばしたい方
- 子ども自身ワークが好き
- 総合コースを受講中で、ワークがすぐに終わってしまう子
- 一緒に問題・ゲームにかかわる時間を持てる方
- 勉強する習慣が多少身についているお子様
- お子様の苦手と得意分野を把握したい方
※思考力特化コースがおすすめな人は後程詳しく紹介しています
また、毎月届くおうちの方向けの情報誌も好評で、
「家庭での学習方針や声掛けの方法などが分かりやすく参考になる」
「親も子供と同じペースで一緒に成長できるようで嬉しい」
との口コミもあります。
年間ラインアップ
総合コース
総合コースは毎月のDVDの他にエデュトイ(年7回)と特別教材(年8回)が届き、遊びながら楽しく学ぶことができるカリキュラム
おじぎそうおせわセットで植物を育てたり、宇宙や人体についてのわかりやすい教材で、自然や化学など様々な分野を楽しみながら総合的に学べます
思考力特化コース
総合コースで届くDVDや絵本は届かず、エデュトイはひらがなかきじゅんナビだけもらえます
ワークは総合コースに比べ量が多く、難易度も高いものが毎月2冊
その他に思考力が鍛えられる「考える遊びセット」が年8回届き、総合コースに比べ遊び要素が少なく、より勉強色が強いコースです
こどもちゃれんじ思考力特化コースは難しい?こんな人は向いてない!
こどもちゃれんじ思考力特化コースは、総合コースと比べるとワークの量も増え、問題のレベルも上がっています。
先に伝えておくと、
思考力特化コースが向かない人
- 親がサポートする時間が取れない
- 自宅教材が初めてのお子さん
- 勉強習慣がついていない
こういった場合は、難易度が高くワーク量も多い「思考力特化コース」は選ばない方がいいです!
まずは「総合コース」を選んで楽しく勉強習慣をつけるところからスタートした方が、親子ともにストレスにならずに済みます。
ここからは、実際に思考力特化コースが難しいと言われるポイントを口コミと実体験をもとにまとめました。
よく考えないと解けない問題が多い
思考力特化コースでは、大人でもちょっと考えてしまうレベルの問題もあります。
思考力を鍛える問題で例えると、総合コースでは
①→②→③の後④ではどうなるでしょう。」
という問題が、思考力特化コースになると、
「①→②→③→④の③ではなにがおこったでしょう。」
という問題に変わります。
なぜそうなったのか、途中経過を想像し論理的に導かなければならないので、初めて挑戦する子供には考え方が理解できるまで難しく感じることもあります。
親の手助けが必要
思考力特化コースは親の手助けが必然と言ってもいいハイレベルな問題が出てきます。
総合コースにもある「キッズワーク」は易しめで、子どもひとりでも解けるのですが、思考力特化コース限定の「思考力ぐんぐんワーク」が難しいんです。
忙しいママやパパにとって負担になるかもしれませんが、毎日必要な時間は15分程度。
日々のコミュニケーションもかねてできるので、苦にならないのであれば子供と一緒に楽しんじゃうこともおすすめです。
答えがたくさんある問題では、親子で一緒に「こうしたら?」「これもいいじゃん!」など楽しみながらできたので、気づけば私のほうが息子より楽しんでいました。
図形問題が超難問レベル
口コミでも図形問題の難易度が高いという声が多く、実際の問題もワークだけでは難しい問題が多くなっています。
例えば円になるように足りないパーツを選ぶものでは、完成形を想像しながら問題を解き進めなければならず、想像力がとても必要になります。
大人でも少し頭をひねる問題があるので、子供だけで解くのははっきり言って難しいです。
ただ、現在はQRコードから解説動画を見ることができるので、子どもひとりでも動画を見ながら問題を解くことも可能になっています。
紙の教材「考える遊びセット」にも、図形を実際に組み立てて、遊びながら考えられるものもあるので、より理解を深めやすい工夫がされているのがこどもちゃれんじの良さですね。
論理問題のレベルも高い!
思考力ぐんぐんワークに出題される論理の問題もレベルが高く、よくTwitterでも「解けない…。」とママやパパが問題をのせているほど…。
実際の問題では
- 多くの条件に当てはまる正解を数種類の絵の中から選ぶもの
- 複数ある答えの全パターンを答えるもの
などの問題が多数出題。
論理的思考を小さいころから身につけておくことで、この先の小学校でも問題をより深く理解する能力が身に付き、ひらめきの能力も上がります。
頭の柔らかい幼児期だからこそ考え方も幅広く広げることができるので、子供だけではレベルが高いと感じる場合は、親も一緒になって楽しんでみるのもいい基礎作りになるでしょう。
こどもちゃれんじ思考力特化コースを受講して感じた効果
実際に受講してみて感じた効果を経験者の口コミと私の実体験をもとにまとめています。
自分で考える力が身についた
思考力特化コースを受講する前の子どもは、いつも「なんで?」と思うことが自分で考えることはせずにすぐ周りの人に聞くタイプでした。
思考力特化コースのワークは自分で考える力を引き出してくれる問題が多いので、日常でも自分で考える力が自然と身についていました。
子どもの苦手を発見できる
「色々な視点の問題があるので、うちの子の苦手な部分が発見できた!」
「総合ワークでは簡単にできていたので、思考力特化コースに変えたら子どものできない問題がはっきりわかって力を入れるポイントが明確になった!」
などの口コミも多く、実際に私も思考力特化コースを受講して息子が「どうしてその結果になるのか…」という、物事の途中を想像することが苦手だと気づけました。
逆に難しいと思っていた図形はすらすらと楽しみながら解けていて、空間認識などの能力は高いことに気づけたので、上手に伸ばしてあげようと思え、長所を生かすことに成功。
そのおかげか小学生になった現在でも、算数の図形はとても得意で私より早くすらすら解くので本当に伸ばす場所が早い段階でわかってよかったです。
難しい問題に挑戦することで最後まであきらめない姿勢が身についた
「思考力特化コースは問題が難しく、勉強が嫌になるかもと心配しましたが、簡単なものもバランスよく入っているので、難しい問題も最後まで解く姿勢が身についた」
という口コミがありましたが、私も実際に受講してそう感じました。
難しい問題ばかりだと「できないからやらない」と最初から決めつけていた息子。
でもぐんぐんワークでは簡単な問題も出るので、上手に自信がつき「これもやってみようかな」と自分から挑戦する姿勢が身に付きました。
【こどもちゃれんじ思考力特化コース】受講経験からメリット・デメリットを口コミ
実際に思考力特化コースを受講している方の口コミから、メリット・デメリットをわかりやすくピックアップしています。
メリットとデメリットをそれぞれよく理解して、お子さんの教材選びの参考にしてくださいね。
思考力特化コースのデメリット
エデュトイやDVDがなく勉強感が強くなる
確かにエデュトイが楽しみで、ワークよりも遊ぶことが好きなお子様には、思考力特化コースは楽しみがなくなる可能性もあります。
ですが、紙教材の「考える遊びセット」をうまく取り入れて、ママやパパとゲーム感覚で楽しむことができれば、勉強も遊びの延長戦になり楽しんでくれる可能性大です。
思考力特化コースを活かせるかどうかは親の関りにかかっていると言っても過言ではありません
英語や自然、生活習慣などの要素がない
思考力特化コースには、総合コースのような幅広い知育要素が入っていません。
英語は追加コースで「ちゃれんじEnglish」があるので、そちらで深く学ぶことは可能です。
生活習慣や社会性を中心に学ばせたい方には、幅広い分野で学ぶことができる「総合コース」が合っているでしょう。
保護者のサポートが必要になる
思考力特化コースはワークの量も総合コースの2倍以上になり、難問も含まれています。
そのため、総合コースでは一人で出来ていた子どもも、思考力特化コースになると親の手助けが必要になってきます。
しかし、1日にかかる時間は15分程度。
15分時間を作るだけで子供の思考力が鍛えられる、将来のための投資ができるので、ここは親の頑張りどころかなと思います。
思考力特化コースのメリット
ワークは難問だけど解説付きなので親も教えられる
思考力特化コースで届く「思考力ぐんぐんワーク」では、問題ごとにきちんと解説が記載されているので、親も問題を理解して教えることができます。
問題ごとに声かけや考え方のアドバイスもあるので、親子で一緒に楽しみながら考えられる時間が勝手にできちゃうのは嬉しいですね。
収納場所に困らない
ちゃれんじでよくあるデメリットの「おもちゃが散らかる」問題が解決されたのが思考力特化コース。
ワーク中心の教材なので、おもちゃが増えることがなく、毎月届く紙のワークもかさばらないものが多い為管理が簡単になります。
モノが減ることでお子様だけでも片付けや管理が簡単になり、我が家でも「片づけなさい!」とつい叱ってしまうことが軽減されました。
充実したワーク量と、バランスのとれた問題レベル
思考力特化コースでは、総合コースの2倍以上あるワークで毎日しっかりと学習することができます。
問題を解くことが好きなお子様でも、難問が用意されている思考力ぐんぐんワークのおかげで「月の途中でやる事がなくなる」と言う事が解消されるのは嬉しいポイント。
毎月届く「考える遊びセット」が優秀
思考力特化コースで毎月届く「考える遊びセット」は、子どもが楽しく遊びながら自然に思考力がつく工夫が詰め込まれています。
難しい図形や論理問題に関するセットもあるので、実際に手に取り動かすことでより効率的に学習を深めることができるんです。
総合コースのように毎月のエデュトイはありませんが、考える遊べるセットだけでも十分に子供は楽しみながら学習することもできます。
こどもちゃれんじ思考力特化コースがおすすめな人
思考力特化コースがおすすめな人
- 考える力を伸ばしたい方
- 子ども自身ワークが好き
- 総合コースを受講中で、ワークがすぐに終わってしまう子
- 一緒に問題・ゲームにかかわる時間を持てる方
- 勉強する習慣が多少身についているお子様
- お子様の苦手と得意分野を把握したい方
思考力特化コースは確かにレベルが高い教材となっていますが、独自の「考える遊びセット」や「アプリ(しまじろうクラブ)」「動画配信」などにより、子どもも楽しみながら勉強ができる内容になっています。
現在のワークでは物足りなさを感じている方や、もっとレベルを上げてみたい方にはもちろん、子どもの得意不得意を知りたいという方にもお勧めです。
得意不得意を知ったうえで、レベルが高すぎると感じれば得意な科目は難しいレベルの教材、苦手な教材は簡単なものから…など今後の教材選びの参考にもなります。
もちろんワークが好きなお子様であれば、ボリュームがあるので毎月楽しく問題を解き進めることができるでしょう。
親子で一緒に取り組みたい方には、一緒に遊びながら学べる内容になっているのでとてもおすすめですよ。
また受験を考えられている方にも、通信教材の中でもレベルの高い内容となっているので1度試してみる価値はあると思います。
【まとめ】思考力特化コースは難しい?
思考力特化コースは、総合コースに比べ2倍以上のワーク量があり、内容も「Z会」などの難問幼児教育と同じレベルです。
難しい問題だからこそ見えてくるお子様の得意・不得意。
新しい気づきや発想、考え方の転換など、ひらがなや数字などの学習ワークだけでは学べないも問題も多くあります。
現在総合コースを受講している方は簡単にコース変更ができるので、気になる人は1度思考力特化コースに変えてみるといいですね。
初めての方であれば無料で体験ワークがもらえる資料請求があるので、まずは問題のレベルや子供に合うかどうか確認してみましょう。
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