プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
当ブログ管理人のあずま けいです。
Profile
あずま けい
- 元銀行営業職→WEBライター
- 生粋のB型
- 楽天家、ズボラ
- 幼児教育に関心大!
- 旅行大好き!月1旅に出ます
- ゲーム・マンガ・お菓子が心のオアシス

ほとんど銀行員時代のパワハラ体験記ですが(笑)
ブログを開設した理由
私は楽天的な性格で嫌な事でも大抵は寝れば忘れるのですが、普段悩むことが少ないからか、ひとたび悩みだすと結構な沼にハマってしまうことが・・・
そうやってどん底まで落ち込んでいた時期が私の人生史で2回あります。
そんな時いつも心の支えになったのが、同じ経験をした人が書いたブログでした。
そしていつしか、私の経験も誰かの役に立てるのでは?と考えるに至ったのです。
これがブログを開設したざっくりとした理由です!
どん底期を詳しく知りたいという人(いないか)は、つづきをご覧ください。
本当に個人の日記のようなものなので、ご興味のない方は戻ってくださいね!
人生どん底期①毎日パワハラ!銀行員時代

期待を胸に配属された支店へ
新卒で入行した銀行。
入行後は研修や、配属された支店で主に銀行事務について学んでいました。
支店の先輩や上司にも恵まれ、特に直属の女性上司はいつも笑顔で気遣いのできる人で、「いつか私もあんな銀行員になりたい!」と思えるほど素敵な人でした。
身近に尊敬できるロールモデルまでいて、いい支店に配属されてラッキー!と思っていたのも束の間・・・
入行して3ヵ月が経った時、その女性上司が異動に。
良くも悪くも、銀行は異動が多いんです(泣)
憧れだった上司の後任は・・・
尊敬する上司の後任はまた女性でした。
年配で優しい雰囲気だった前の上司とは真逆で、サバサバとしていて「がははは!」と笑うような豪快な人。
面倒見がよく、頼れる姉御肌な人なのかな?と新しい上司のことを最初のうちは思っていました。
しかし、数週間もするとみるみると本性が現れてきて、私は日常的に暴言を吐かれるように。
「お前はバカか!!!」
「さっさとやめちまえ!」
「私の言う事だけ聞いてればいいんだよ!!」
新入行員だった私はその上司に指導される機会が多く、上司の機嫌が悪い時や少しでもミスをすると長時間怒鳴られる…そんな日々が続きました。
唯一の支えだった支店長まで異動
そんな私を気遣ってくれたのは支店長でした。
いつも怒鳴られていると割って入ってきてくれたり、パワハラになるからと上司を指導したり・・・
まぁ、それでもその上司は全く聞く耳を持たなかったのですが・・・
落ち込んでると「大丈夫か~?」なんて声をかけてくれる優しい支店長でした。
しかし、そんな私に更に追い打ちをかけるように、その支店長まで異動することに(泣)
そして支店長の後任は~
(このパターン知ってる)
数字に厳しいことで有名な、鬼のような方がいらっしゃいました(泣)
窓口デビューという試練
この頃入行してちょうど半年が経ち、季節は秋。
裏方で銀行事務の修行を積んだ私に、窓口デビューという試練が迫ってきていました。
銀行の仕事と聞いて一般的に想像するのは、窓口でお金の入出金や支払い関係だと思います。
でもそれは一昔前の銀行で、その仕事は今は主にパートさんが担っています。
じゃあ行員は何をするのか?
銀行に行くと奥の方に囲われたブースがあり、「資産運用・ご相談」なんて書いてあるのを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
あれが行員の仕事です。
主な業務はお客様に資産運用のご提案、ご相談
ざっくり言うと、ノルマを課せられ保険商品やら投資型金融商品を売りつけるというお仕事です(汗)
他にもローンなどの業務がありますが、私は入行時に「預金」業務を希望したので、個人向けの相談窓口に配属されました。
そしてついに私も窓口デビューが決まり、ノルマに追われる日々が始まります・・・
パワハラ上司×パワハラ支店長×ノルマ=ただの屍状態
私が窓口デビューをしてノルマを課せられてから、女性上司の指導にもさらに力が入ります!
理由は私が結果を出せば、指導係である自分が評価されるから。
「勉強会をするから早く来い!」と始業前から呼び出され
「反省会をするぞ!」と業後は飲みに連れ出され・・・
そしてずっと罵声を浴びせられる
さらに新しい支店長は噂通り、数字の鬼のような人でした。
支店で誰も数字が取れない日があると、翌朝全員を会議室に招集し
- 一人ずつものすご~く怒鳴りながら詰める
- ファイルを床に叩きつける
- 椅子を蹴り飛ばす
という暴挙に出ます
積み重なるノルマ、勤務時間外も続く上司からのいきすぎた指導、完全パワハラ支店長からの圧力
三重苦で、この頃は常に胃痛、蕁麻疹、体調不良などストレスからくる全身症状で悩まされていました
なんで仕事辞めなかったの?
ここまで読んでくださった方の中には
「そんなに嫌なら仕事辞めればいいじゃん」
と思う方もいると思います
本当にその通り!
でも当時の私にはなぜかその選択肢が思い浮かびませんでした
- 母親も定年まで働いていたので、仕事をすることが当たり前だと思い込んでいた
- 周りにも「せっかく銀行に入ったんだから辞めるのはもったいない」と言われた
- 同期もそれぞれの支店でいろいろな苦労をしていたから自分だけ辛いんじゃないんだ、と思っていた
理由はこんなところです
でも今、当時の自分に何か伝えられるとしたら・・・

仕事は銀行以外にもいっぱいある!
今は生き方も多種多様!
って言いますね(笑)
結局出産して銀行辞めてるし!
心の支えは仲間とブログ
結局どうやってこの状態から脱したかというと、1年くらい耐えたのち今度は私の異動が決まったからです。
「この窮地からこんな方法で抜け出しました!」というのがなくてすいません(汗)
1年間何とか耐え忍ぶことができたのは、同期や支店の先輩の支えがあったから。
あと、愚痴を吐き出す用にアメブロをやっていたのが大きいです。
愚痴ブログに共感のコメントをくれる人や、同じようにパワハラで悩んでいる人のブログをみて励みになったり・・・
同じように苦しんだり悩んでいる人がいるんだと分かるだけでも、とても心強かったのを覚えています。

人生どん底期②産後うつ状態だった長女出産後

待望の我が子
色々なマイナートラブルに襲われた妊娠期
私はつわりが重い方で、ニオイ悪阻、吐き悪阻、妊娠初期はほぼ寝たきりのような生活を送っていました。
とくに食べ物のニオイがだめで、スーパーに入ることもできませんでした。
つわりが落ち着いてきたある朝、ベッドから起きようとしたら左下半身に痺れるような激痛が!
病院に行くとおそらく坐骨神経痛とのこと
でも妊娠中でレントゲンも撮れないので、湿布くらいしか処方されませんでした
しばらく杖をつきながら何とか歩く生活に・・・
そしていよいよ初めての出産!
予定日を一週間過ぎても全く出てくる気配のない我が子
誘発のために入院して、バルーン、促進剤を使ってもまだ出てこない!
「私、一生妊婦なんじゃないか・・・」と本気で落ち込む(笑)
結局誘発入院3日目でやっと生まれてきてくれました
長女は今でもマイペースでのんびり屋です(笑)
産後の恨みは一生もの?
そんな大変な思いをして生んだ我が子と退院の日
パパが迎えに来てくれて、私の実家に里帰りしました
パパは私を送り届けるとそのまま社員旅行へ・・・(恨)
産後の恨みは一生ものですよね・・・(笑)
赤ちゃんとの生活
そんなこんなで始まった赤ちゃんとの生活
私の産院は、産後は母体を休ませるためにと母子別室でした。
朝7時~夜22時まで3時間ごとの授乳タイムだけ赤ちゃんと接し、夜間は助産師さんがミルクをあげてくれます
だから知らなかったんです
赤ちゃんがこんなに泣くなんて!!
今思えば当たり前なんですけど、産後は一日に各30分×5回の授乳タイムにしか我が子に会ってなかったので、それ以外の時間にこんなにずっと泣いているなんて知りませんでした
加えて産後のホルモンバランス乱れまくりの時期
ちょっとでも心配なことがあると検索しまくって、悪いことが書いてあるとどんどん不安が大きくなるというループに陥っていました
精神の限界
「授乳は3時間おきって言われたけど、ずっと泣いてる・・・どこか具合悪いのかな?」
Google検索
「やっと寝たけど鼻詰まってて苦しそう!このまま呼吸止まったりしないかな」
Google検索
「泣いてばっかで全然寝ないんだけど。この子睡眠足りてないんじゃないかな・・・」
Google検索
もうとにかく調べまくり
赤ちゃんが寝た貴重な時間は全て検索タイムになっていたため、私の睡眠不足もピークに・・・
そして里帰りから数日後の朝、母に
「昨日も寝なかったの?」
と聞かれた私の精神は崩壊しました
「なんでこの子はこんなに寝ないの?!何か病気なのかもしれない!!」(大号泣)
今まで家族の前で滅多に泣いたことがなかったので家族もビックリ!
もうこの時期は気を抜くと涙が止まらない、そんな感じでした
一晩こどもと離れてみた
さすがに私の精神状態がまずいと悟った両親が
「今夜は赤ちゃんへのミルクは私たちがやるから、あなたは一人でゆっくり寝てなさい」
と夜間授乳を代わってくれました。
久々に赤ちゃんと離れてのひとり時間
最初は両親に任せる不安がありましたが、睡眠不足が限界だったこともあり、そのまま朝まで爆睡してしまいました
翌朝、スッキリと目覚め我が子のところへ
私が部屋に入ると、それまでは大人しかった赤ちゃんが急に泣き出しました
不安になり、また夜寝なかったの?と母に聞くと
「ううん、すごくいい子だったよ!急に今泣き出して・・・おっぱいの匂いでママだってわかったのかもね!」
その一言で張りつめていた緊張の糸がプツンと切れた気がしました
この子は私を母親だと認識して泣いてたんだ・・・
そう安堵したと同時に愛しさがこみ上げてきました
子育ても適度に手を抜く
その後も私を心配して、家族が一緒に赤ちゃんの面倒をみてくれました
おかげで私の精神状態も少しずつ回復し、一か月後には自宅に戻ることができました
検索癖はまだ直ってないけど、以前のような不安の無限ループに陥るような使い方ではなく、ストレスや不安の解消として使ってます
同じく育児で大変な思いをしているTwitterのママ垢さんの言葉に励まされたり、子育てブログで「手抜きは悪くない!」とい記事に共感したり
やっぱり人間って辛い時は「共感」が大事だなぁと改めて思いました
そして新生児育児を無事乗り越えられたのは、傍で支えてくれた家族に他なりません
本当に感謝しています

いつも困ったとき助けてくれたのは・・・
思い返すと私がどん底期を乗り越えられたのは、いつも周りの人達に支えてもらったからです
本当にそのおかげで、こうして今元気に笑っている自分がいると思います
それと同時に、同じ境遇で悩んでいる人や困っている人のブログやTwitterにとても助けられました
私も実際に身近で困っている人がいたら、私がしてもらったのと同じように支えてあげたい
目の前にいない人でも私が励ましてもらったように力になってあげたい
そんな思いからブログを立ち上げました
私の知識や経験が少しでも誰かの役に立ちますように